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環境情報研究院小林 剛教授、工学研究院の鈴木市郎講師らが 第16回エンジニアリング奨励特別賞を受賞

受賞情報

表彰状

 ㈱竹中工務店および㈱竹中土木、岡山大学、名古屋工業大学との共同で開発してきた、新たな効率的土壌浄化技術である加温式高速浄化システム「温促バイオⓇ+」が、このたび実用化が期待される先駆的技術として高く評価され、一般財団法人エンジニアリング協会の第16回エンジニアリング奨励特別賞を受賞しました。

 この技術は、「NEDO 戦略的省エネルギー技術革新プログラム(2014-2019年度)」や「環境省低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査(2020年度)」およびその後の共同研究で開発してきたものです。本技術は、汚染地盤を加温することで、微生物分解と汚染物質の溶出を促進し、浄化期間を数分の1に短縮するとともに総合的な省エネと低環境負荷を実現するものであり、現在は社会実装が進められています。
 本学では、加温による微生物分解と溶出促進のメカニズムの解明と浄化予測技術について、リスク共生社会創造センターを拠点に環境情報研究院と工学研究院とで連携して取り組みました。

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