環境情報学府生が、情報処理学会 第85回全国大会「大会奨励賞」を受賞
受賞情報
環境情報学府 修士課程1年の三苫凌さん(指導教員:島圭介准教授;迎田隆助教)が,一般社団法人情報処理学会が主催する第85回全国大会において,すぐれた若手発表者に授与される大会奨励賞を受賞しました(学年は受賞当時。発表時は理工学部四年生)。
受賞した論文は「混合余事象分布に基づく未学習推定畳込みニューラルネット」です。本研究では、機械学習の画像分類問題において、学習時に考慮しない未知クラスに属する画像が既知クラスに誤分類されることを防ぐ新たなオープンセット認識手法を提案しました.提案法の主な特徴として,少量の学習サンプルからも高精度な画像分類を実現できる点,確率モデルを内包するネットワーク構造によってモデルの解釈性に優れる点が挙げられ,提案法の実応用上の有用性が高く評価されて受賞に至りました.